子供の口臭の4つの原因と対処方法

子供の口臭の4つの原因と対処方法

自分や友達のお子さんと会話していた時などに、ふと口臭を感じたことがあり、子供なのに?と思われたことがあると思います。口臭がするのは大人だけと思われている方は意外と多いのですが、子供でも口臭がすることは十分にありえるのです。

今回はそんな子供の口臭の原因と対処法についてお伝えしていきます。

4つの原因

原因は大きく分けて「虫歯」「プラーク」「口呼吸」「風邪」の4つになります。
それでは、ひとつひとつその原因と対処方法を詳しく見ていきましょう。

1.虫歯がある

子供の口臭の4つの原因と対処方法

虫歯があることにより口の中に雑菌が増えてしまって口臭が発生します。この場合は歯科を受診していただき、治療を行いましょう。早期発見が大事ですので定期的な受診をお勧めします。

2.歯磨きができていなく歯垢(プラーク)が残っている

子供の口臭の4つの原因と対処方法

歯垢(プラーク)はバイ菌の塊です。それが歯に残ったままですと口臭の原因になります。また、歯垢(プラーク)が残っていることにより、歯茎が赤く腫れ、出血する場合がありますが、歯茎を傷つけないように丁寧なブラッシングを続けることで比較的早期に改善します。
お子様がまだ小さい場合は歯ブラシが不十分なので仕上げ磨きが重要になります。

3.口呼吸をしている

子供の口臭の4つの原因と対処方法

普段から口呼吸をしている、鼻づまりをしていてどうしても口呼吸になってしまうと口の中が乾燥してしまい雑菌が繁殖し口臭が発生します。口呼吸が癖になってしまっている場合は、まず意識して鼻呼吸することが大切です。そして、頻繁に鼻づまりをしていて口呼吸がある場合は蓄膿症の疑いがあるため、一度耳鼻科を受診しましょう

4.ウイルス性の風邪をひいている

子供の口臭の4つの原因と対処方法

風邪をひいて喉や扁桃腺が腫れたりしてしまうと口臭が発生してしまうことがあります。この場合、風邪が治れば口臭も自然となくなります。症状が悪化しないためにもマスクをして喉を保護してあげましょう。そして普段から手洗いうがいの風邪予防が大切です。

常にマスクをしている今だからこそ

新型コロナウイルスの感染対策として、今は常にマスクをしている状況にあると思います。マクスをしていると自身の口臭にも敏感になり、お子様がストレスを感じてしまうかもしれません。親御様が気にかけてあげることで口臭対策ができるようになりますので、子供にも口臭があることをぜひ覚えておいてください。

まとめ

4つの原因と対処法についてお話しましたが、あまりおおげさに心配する必要はありません。何が原因で口臭が発生しているのかを考え解決していきましょう。

以上、歯医者がお伝えする「子供の口臭の4つの原因と対処方法」でした。
Twitter(@icube_dc)では最新記事や医院の休診日などをお知らせしています。ぜひフォローしてもらえると嬉しいです。