もしかして歯の本数が少ない?多い?子供と大人の歯の本数は?

もしかして歯の本数が少ない?多い?子供と大人の歯の本数は?

自分やお子さんの歯磨きをしている時や鏡を見たふとした時に「あれ?もしかして歯が少ないのかな?」「なんだか歯が多くて位置もおかしい気がする」と思ったことはありませんか?普段はほとんど気にすることのない歯の本数ですが、知っているとホッと安心できることがあります。今回は、そんな歯の本数についてお伝えしていきます。

子供の歯(乳歯)は全部で20本

子供の歯(乳歯)は上下合わせて、前歯が8本、糸切り歯が4本、奥歯が8本で合計20本です。また10人に1人の割合で、先天性欠如といって生まれつき歯が生えてこない場合もあります。

大人の歯(永久歯)は全部で32本

大人の歯(永久歯)は上下合わせて、前歯が0本、糸切り歯が0本、奥歯が0本で合計32本です。32本のうち4本は不親知(おやしらず)で、生える人もいれば生えない人もいます。

歯の本数に異常が生じる場合がある

子供の歯(乳歯)の生える時期には個人差がありますが、1歳半を過ぎても生えてこない場合は歯科医院で受診してみてください。大人の歯(永久歯)の本数が先述した本数と違う場合に考えられる症状は2つあります。1つは、乳歯から永久歯に生え変わる時期にみられる「二重歯列」。もう一つは、歯の数が増えてしまう「過剰歯」です。

二重歯列になる理由と対処方法

乳歯から永久歯に生え換わる時期を混合歯列期といいます。この混合歯列期に、乳歯が抜けていないのに永久歯が生えてくると、通常1列の歯並びが2列になってしまうことがあります。この症状が二重歯列です。

もしかして歯の本数が少ない?多い?子供と大人の歯の本数は?

出典:子どもの歯を守るキーワード59

二重歯列がよく見られる場所は、下の前歯付近です。その理由は、下の前歯は乳歯の真下から生えるのではなく、内側から生えるため乳歯の根が吸収されずに残ってしまうからです。子供の口の中を見て保護者の多くは驚かれますが、心配することはありません。

乳歯が大きく揺れている場合

慌てて抜歯をする必要はなく、自然と乳歯が抜けるのを待ちましょう。

乳歯が全く揺れていない場合

乳歯があることで永久歯が本来生える場所に歯が生えることができなくなってしまい歯並びに対して決して良いことではありません。放置してしまうと歯のすり減りがひどくなることがあり、顎の働きに支障がでて顎関節症のリスクが高くなります。早めの処置が行えるように歯科医院を受診しましょう。

過剰歯になる理由と対処方法

乳歯となる歯の種が作られ、その後歯の形がつくられるなかで歯の数に異変が生じることがあります。特に歯の数が増え、その結果生じるのが過剰歯です。

もしかして歯の本数が少ない?多い?子供と大人の歯の本数は?

出典:子どもの歯を守るキーワード59

過剰歯がよく見られる場所は、上の前歯付近です。また、過剰歯には「口の中に生えるもの」と「あごの中に埋まった状態のもの」とがあります。

口の中に生えている場合

通常の歯の本数より多いため簡単に気づくことができます。原則として発見され次第摘出することになりますが、永久歯の発育を阻害しないことが優先されるため、慎重な対応が求められます。

あごの中に埋まっている場合

X線写真検査を行ったときに発見されることが多いです。上の前歯の正中部に埋まっていることが多いため歯と歯の間に隙間が生じやすくなります。前歯の隙間が開きすぎると感じた時は、歯科医院を受診しましょう。

過剰歯の原因ははっきりしていませんが親子間での関連性も指摘されているため、保護者が過剰歯を摘出した経験があるときは前歯に隙間や生え方の左右差がないかなど、注意深い観察が必要になります。

まとめ

歯の本数についてお伝えしましたが、異常に気付くためにも日ごろの仕上げ磨きでお子様のお口の中をよく見ることはとても大切です。それでも保護者の方が判断するのは難しいと思いますので少しでも疑問がありましたら歯科医院で相談しましょう。

以上「もしかして歯の本数が少ない?多い?子供と大人の歯の本数は?」でした。